0120-816-108 入れ歯以外もお気軽にご相談ください

入れ歯以外もお気軽にご相談ください
0120-816-108 (10:00〜18:30) 

入れ歯安定剤は不要!入れ歯安定剤を使用しない方がいい理由とは?

HOME | 入れ歯コラム | 入れ歯安定剤は不要!入れ歯安定剤を使用しない方がいい理由とは?
入れ歯安定剤は不要
パリムデンタルクリニック 院長のイラスト

以下の文章は一般的に言われている入れ歯の知識や情報をまとめました。
パリムデンタルクリニックでは全く異なった考え方で治療を行なっていますが、他の歯科医院とパリムデンタルの違いを知る上でも、知っておくとより理解しやすくなるかもしれません。

以下の文章は一般的に言われている入れ歯の知識や情報をまとめました。

パリムデンタルクリニックでは全く異なった考え方で治療を行なっていますが、他の歯科医院とパリムデンタルの違いを知る上でも、知っておくとより理解しやすくなるかもしれません。

パリムデンタルクリニック 院長のイラスト

皆さんは、入れ歯を使用する際に、入れ歯安定剤を使用していませんか?実は、入れ歯安定剤は一時的症状緩和には繋がりますが、長期的使用はお勧め出来ません。入れ歯安定剤を使用しなくても、入れ歯の悩みをしっかり解決する方法は色々あります。ここでは、入れ歯安定剤を使用しない方がいい理由についてお話します。
 

 目次
1.そもそも入れ歯安定剤とは?
2.入れ歯安定剤を使用しなくても済む方法とは?
3.入れ歯安定剤を使用しなくても良い理由とは?
まとめ

1.そもそも入れ歯安定剤とは?

入れ歯安定剤

入れ歯安定剤と言うのは、入れ歯を装着した際に外れやすい時に使用するモノです。
入れ歯安定剤には、
クリームタイプ、ふりかけタイプ、シートタイプ、クッションタイプと様々な種類があるので、どれを使用するべきか迷うのではないでしょうか。しかし、一番は入れ歯安定剤を使用しないことが良いので、噛む際の痛みが、喋ると外れやすいなど、一時的症状緩和に使用するのがお勧めです。
決して、入れ歯安定剤は長期間使用するモノでは無く、長期使用は様々な弊害を起こすのでお勧め出来ません。

 

入れ歯安定剤の役割

入れ歯の安定性と言うのは、入れ歯が歯ぐきにしっかり当たっているか、入れ歯の大きさは適切か、顎の形はしっかりしているか、適度な唾液量は保たれているかなど、様々な条件で左右されるものです。
しかし、不適合な顎の形や唾液量が少ないなど、入れ歯調整だけでは解決することが出来ない場合もあります。加齢によっても唾液量は減少し、性状もネバついてくる高齢者は、特に、入れ歯の安定を図ることが難しくなります。
そこで、入れ歯の安定性に重要な役割を買ってくれているのが果入れ歯安定剤です。入れ歯安定剤は、歯科治療技術で解決が難しい、入れ歯の不安定性を改善させることができるアイテムです。

2.入れ歯安定剤を使用しなくても済む方法とは?

痛くて噛めない場合

入れ歯を装着して痛くて噛めないと言う場合は、入れ歯と歯肉が合ってないことが考えられます。もしそうであれば、これは入れ歯の型採り段階でのエラーなので、入れ歯を作り直ることで問題解決が出来ます。
「入れ歯が噛むと当たって痛い」と言う方で、入れ歯を入れているだけであれば痛みは無く、噛む時や食事中に痛くなるケースは、つまり、入れ歯の噛み合わせが自分の口に合っていないことになります。
なので、入れ歯の噛み合わせを調整してあげることで痛みの解決ができます。噛み合わせを調整するだけでも約5割程度の方は調整で解決することがきます。
しかし、入れ歯の噛み合わせ自体が元から低過ぎていたり、逆に、高過ぎていたりする方の場合には、入れ歯を新調する必要があります。
 

入れ歯が動いてしまう場合

入れ歯を使用している方は、「入れ歯は動くもの」と思っている方は多いです。確かに、入れ歯は動きます。
しかし、ある程度入れ歯の動きと言うのは制限することができます。特に、上顎の入れ歯の場合、吸着しやすいので殆ど入れ歯を動かない状態にまですることができます。逆に、問題なのは下顎の入れ歯です。下顎には舌があるので、どうしても食べ物を噛む、飲む、喋る際に入れ歯が動くことがあります。
入れ歯に慣れると舌で入れ歯を抑えられるようになりますが、本当に動かないようにするにはインプラントで支柱を立て、入れ歯とインプラントを動かないように固定することも可能です。その方法には、磁石、クリップ、やタンなどが装置として挙げられ、この方法によって入れ歯の動きを制限することができます。
 

食べ物が詰まる場合

入れ歯を装着していると、食べ物が入れ歯に詰まって、食べ物を噛む際に痛くて噛むことができないことがあります。それが人前であれば、装着している荒場を取り出して洗うことも出来ないので困りますよね。
この痛みが出る原因と言うのは、入れ歯の形が自分の口の筋肉や粘膜と合っていないことが要因で、食べ物が詰まる現象が口腔内で起こるのです。保険適応入れ歯では、粘膜や筋肉のバランスが考慮されていない入れ歯も多いので、食べ物が入れ歯に挟まらないようにすることが難しいです。
この場合は、粘膜調整剤を活用して入れ歯の粘膜面を変えることで一時的に対応することができますが、入れ歯を自分の口に合うモノに変えると一気に悩みは解消されます。

 

笑うと外れてしまう場合

笑うと入れ歯が外れてしまう場合、上顎の入れ歯の後ろ部分から空気が入ってしまうことが原因で入れ歯が外れてしまいます。
皆さんはそこで入れ歯安定剤を使用すると思いますが、後ろ部分から空気が入らないような入れ歯を作成することで、入れ歯が外れてしまうことから解消できます。また、歌を歌う際にも、入れ歯が口から外れてしまうことが怖くて、気持ち良く歌を歌えない方もいますよね。
そんな時も入れ歯安定剤を使用している方も多いと思いますが、出来れば気兼ねなく大きな声を出せる入れ歯が嬉しいものです。現代の入れ歯の種類は様々で、入れ歯の後ろ部分に、特殊ダムを作って空気の侵入防止の工夫が出来るモノもあるので、このような入れ歯であれば入れ歯安定剤を使用しなくてもOKになります。

3.入れ歯安定剤を使用しなくても良い理由とは?

入れ歯の悩みを根本的に解決していくには、適切な歯科治療を受けることが大切です。
入れ歯安定剤の使用と言うのは、一時的に入れ歯の問題を解決させることはできます。緩衝材としての機能を果たしてくれるので、入れ歯で生じていた痛みや違和感などを、歯医治療をせずに緩和できますよね。
ですが、長期的に歯安定剤を使用することは、実はお勧めは出来ないのです。入れ歯に関する悩みが出ている場合、主に、入れ歯が自分の口の形に適合しておらず、それが原因で入れ歯のトラブルが引き起こっている可能性が強く疑われます。
こうした状態のまま入れ歯を使用し続けてしまうことは、後に入れ歯に関する様々な弊害が出る恐れがあります。また、入れ歯安定剤を長期使用している間に、入れ歯の噛み合わせが今以上に悪化してしまったと症例は多いです。
入れ歯安定剤と言うのはあくまでも一時的な処置であって、違和感や痛みが出ている場合には、専門家である歯科医師に相談することが賢明です。

まとめ

ここでは、入れ歯安定剤を使用しない方がいい理由についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
毎日、当然のように入れ歯安定剤を使って入れ歯を装着されている方もいると思いますし、入れ歯安定剤は適合の悪い入れ歯に使用することで効果を発揮してくれます。ただ、非常時に使用するモノであり、日頃から常用するモノでは無いことを知っておいて欲しいと思います。入れ歯が不安定な原因を突き止め、それをしっかり改善することが大切です。
合わない入れ歯でお困りの際には、是非、お気軽にご相談下さい。歯科医師が適切な診査を行い、最適な解決方法をご提案します。