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口腔内の環境を改める大切さ!入れ歯と認知症の関係性とは?

口を押さえている高齢の女性

 

パリムデンタルクリニック 院長のイラスト

 
以下の文章は一般的に言われている入れ歯の知識や情報をまとめました。
パリムデンタルクリニックでは全く異なった考え方で治療を行なっていますが、他の歯科医院とパリムデンタルの違いを知る上でも、知っておくとより理解しやすくなるかもしれません。

以下の文章は一般的に言われている入れ歯の知識や情報をまとめました。

パリムデンタルクリニックでは全く異なった考え方で治療を行なっていますが、他の歯科医院とパリムデンタルの違いを知る上でも、知っておくとより理解しやすくなるかもしれません。

パリムデンタルクリニック 院長のイラスト

皆さんの口腔内環境は、健康ですか?
口腔内架橋が良いことは、歯の健康にも繫がっており、歯のケアは口腔内環境を整える為にも大事なお手入れです。
また、歯が丈夫であることは、認知症発症の防や改善ができる可能性あります。ここでは、入れ歯と認知症の関係性についてお話したいと思います。
 

 目次
1.そもそも歯科治療とは?
2.認知症とは?
3.認知症の方にみられる歯科問題とは?
4.入れ歯が認知症を予防する理由とは?
まとめ

1.そもそも歯科治療とは?

そもそも、皆さんは歯科診療と言うのが何か分かっているでしょうか?
通常、一般の方が抱くイメージは、怖い・痛い・時間がかかる・通わないといけないなど、歯科診療のイメージはこのような感じですよね。
では、こうしたイメージのある歯科診療ですが、認知症高齢者の方は受診出来るでしょうか?

多くの認知症高齢者の方は、歯科診療から遠ざかってしまっているのが現状です。歯科診療の治療中と言うのは、しばらく口を開けていなければいけなかったり、歯を噛んでみたり、と言うような具合に歯科医師からの指示に応えていく必要があります。
ですが、認知症になっている方と言うのは、実は、こうした行いが苦手です。なので、認知症になった方やMCI(軽度認知障害)の段階の方などは、口機能の大事さを知ってもらい、出来るだけ早くに歯科受診し、口機能の維持に努めることが必要になります。

2.認知症とは?

認知症と言うのは、脳の細胞が何かの理由で壊死し、記憶力、判断力、運動能力、精神状態などに異常が生じる病気です。
日本は、高齢化社会であり、2025年には65歳以上の方の5人に1人、2060年には3人に1人が認知症になると言われています。認知症には幾つかタイプがあるのですが、アルツハイマー型認知症が最も認知症として多いことが挙げられます。
記憶障害が表れるので、出来事の全てを忘れてしまう症状がこの認知症の特徴です。なので、自分が行った全ての事柄を忘れてしまいます。

この原因は、脳神経細胞のアミロイドβやタウたんぱく質が蓄積することで起こり、健康な脳では分解さますが、廊下で分解機能が衰えることで、蓄積されて脳神経細胞を死滅させます。
加齢が一因ではありますが、高血圧や糖尿病の方も健常者に比べてリスクが高くなると言われており、高血圧や糖尿病と関係も深く、生活習慣改善も必要になります。

3.認知症の方にみられる歯科問題とは?

認知症の方は歯の痛みを訴えられない

歯科医療を受けるきっかけと言うのは、歯の痛みや違和感が原因で歯科を受診しますよね。しかし、認知症の方は歯の痛みを訴えるのでしょうか?
一般的に認知症の方は、歯の痛みを訴えることが難しいです。その理由は、歯の痛みを感じにくくなる感覚異常症状が生じていることと、歯の痛みがあってもそれを自分の言葉で表現できなくなることが挙げられます。

例えば、入れ歯の影響で歯ぐきに大きな傷があった場合、入れ歯を出し入れする際や、入れ歯での食事の際に痛み出ますよね。しかし、その時に認知症の方が歯の痛みを言葉で伝えられるかと言うと中々難しいのが現状です。
認知症の方と言うのは、食事前に入れ歯を 入れる誘導をしても入れない、口を閉じてしまって入れることができない、食事を食べない、食事介助を拒否するなど、日常生活において色々な変化が見られます。なので、ちょっとした変化から、体や口の不具合を推測してあげる必要も出てきます。

認知症の有無に関わらず早期に受診

現代の高齢者は、80 歳で自分の歯が 20 本ある方も増えてきており、自分の歯で色々な食べ物を食べて、食事の楽しみが生活に彩りを添えています。今までお口の手入れを怠らずにきた結果とも言えます。
しかし、その一方で認知症の方は、早い時期から自分で物事をやろうとする意欲が低下して、それと同時に嗅覚も低下していきます。
これは、口の手入れが急速に苦手になる事を示しており、健康だった歯が虫歯や歯周病へと加速していきます。本人が歯みがきしていても、家族が確認してあげましょう。それが難しい場合には、歯科医院を受診することをお勧めします。
歯科医院では、フッ素予防処置、口腔内の早期治療、専門的口腔ケアなどを受けることが可能です。認知症の方はもちろんですが、認知症の有無に関わらず早期に受診することが大切です。

4.入れ歯が認知症を予防する理由とは?

入れ歯が認知症予防に繫がると言われるワケには、主に3つのメリットが挙げられます。

先ず一つ目は、脳の活性化です。
入れ歯を装着することで、今までのようにしっかり噛むことが出来るようになる為、咀嚼の刺激が脳活性化に繫がり、記憶を司る海馬細胞が回復するからです。
物を食べる時には顎を動かしますが、その際に、口の周りの筋肉が動くので、血流が良くなって脳に酸素や栄養などが行き渡りやすく改善します。よく噛んで食べると、唾液が分泌され、味覚もさえてきて、食べ物がおいしく感じるようになります。なので、入れ歯を装着してよく噛むようになることが、壊死した脳細胞を生き返らせて記憶力低下防止になります。

次に二つ目は、糖尿病や高血圧の予防です。
しっかり噛むと言う作業は、口腔内で唾液がしっかり出て、食べ物を柔らかくし、胃腸に負担をかけずに消化することができるようになります。
また、満腹感が得られるので血糖値も緩やかな上昇で、肥満や糖尿病などの予防にも繋がります。

そして三つ目は、咬合の回復です。
自分の天然歯の本数が多く残っている方は、殆ど天然歯が残ってない方に比べて、認知症リスクが低いと言うことが分かっています。歯周組織には、歯根膜と言われるものがあるのですが、食べ物を噛んだ際の衝撃緩和のクッションの役割を果たしており、刺激を脳に伝達して脳活性化作用の働きを持っています。
このように、入れ歯が認知症を予防する理由には以上のことが挙げられるので、歯と健康の為にも入れ歯は重要な役割を持っているのです。

院長のイラスト

「 部分入れ歯が痛いので、外したたままにしていたら、1週間ほどでこのままいくと、必ずボケると思った。」 と入れ歯の相談にお越しになった方もあります。
また、大学病院で7回も総入れ歯を作ったが合わず、失言症だった方が、 パリムデンチャーを装着し、何でも食べられるようになり、気がついたら失言症も治っていて、社会復帰されたかたもありますね。

まとめ

ここでは、入れ歯と認知症の関係性について色々お伝えしてきましたが、いかがでしたか?
上下両方の歯で噛みしめることは、とても重要なことあり、運動する際の瞬発力や踏ん張り、転倒防止、骨折リスクの軽減など、大きな役割を果たしてくれます。特に、高齢者の方は認知症になることもあり、その為にも、しっかり噛めることは非常に大事な意味を持ちます。
入れ歯にしろ他のものにしろ、大事なことは歯で物をしっかり噛めることです。口腔機能は健康に影響を与える一つであり、機能を維持する為にどれだけ頑張れるか、その周りがフォローできるか、これがポイントになってきます。

院長のイラスト

残念ながら、上顎と下顎に硬い歯のようなものがあれば、噛めるというほど単純ではありません。
他の歯医者さんで、インプラント治療終了後、体の不調と同時に食事も「砂を噛むようだ」と、パリムに相談に来られた方があります。
パリムで日常的に行っている咬み合わせ治療も、わかってしまえばそれほど難しいことでは無いのですが、咬み合わせに関しては、触らぬ神に祟りなし。という状態になっているのが多く見受けられますね。