お口や義歯の状態をみて驚いた…
18年前、大前歯科医院(現パリムデンタルクリニック)にて快適超精密義歯(上下総入れ歯)を完成・装着された患者様が17年ぶりに相談にお越しになりました。
完成当初は、当然ですが入れ歯安定剤なしで何でも噛んでおられたそうですが、ここ数年は、入れ歯安定剤を使用すれば何ででも食べられるという状態だったそうです。
しかし、使用感の良かった入れ歯安定剤が発売中止になり、他の入れ歯安定剤を使ってもしっくりこないので、総入れ歯を作り替えよう。と思われたようです。
そして、「他の歯科医院で総入れ歯を作るのも怖いから・・・」と、相談にお越しになりました。
(おそらく、期間が開いているので、患者様は再来院するのも来づらかったと思います。しかし、私はとても嬉しいです。もちろん怒ったりはしません。)
お話しを聞いてからお口や義歯を拝見すると、上顎の総入れ歯は緩みもほとんどなく、入れ歯安定剤も不要なほどで、18年前のお口のままの状態と言って良いほどでした。
下顎は、仰る通り義歯安定剤無しでは緩さやガタつきがありますが、歯茎が極端に減った。という程ではありません。
「18年前、咬み合わせをきちんと治療した総入れ歯を作って良かったですね!」と、思わず言ってしまいました。(自画自賛ですので・・・)
よく、一般的な歯科医院では「総入れ歯は数年ごとに作り替えるもの」という説明をされます。
しかしそれは、合わない総入れ歯を無理やり入れ歯安定剤を塗って使っていると、歯茎の中の骨が減ってきて、俗にいう「歯茎が減る」「歯茎の土手が減る」という現象になり、さらに総入れ歯がガタガタになって作り替える必要がある。ということであり、「総入れ歯というもの自体が、数年ごとに作り替えるもの」ということではありません。
「18年前、咬み合わせをきちんと治療した総入れ歯を作って良かったですね!」と思わず言ったのは、
“18年間、大事な顎の骨がほとんど減らず、きちんと咬み合わせを治しておいて良かったですね!”という意味です。
そして、それが「パリムデンタルでの総入れ歯治療の価値」と、私は考えています。
顎の骨を守り、この18年間ご使用いただいた快適超精密義歯(上下総入れ歯)レベルの総入れ歯ですら、現在でも、一般的な歯科医師には「あり得ない」と言われるレベルだと思います。
実はこの快適超精密義歯は、当クリニックでは第2世代のタイプのもので、現在の快適超精密義歯は研究開発により改良され、また特許技術も盛り込んだ第7世代となり「デジタル快適超精密義歯」と、別次元の総入れ歯に進化しています。
今回は、第7世代の最善の総入れ歯をお渡しすることになりました。
生涯にわたって快適な総入れ歯をお使いいただくことで、「健康で快適」「心豊かで幸せな人生」のお役に立てること、パリムデンタル一同、とても嬉しいです。
©︎Parim dental clinic.