パリムデンチャー(快適超精密義歯)
~ 標準的な治療の流れ ~
■対象■
*初診時に上下総入れ歯をお持ちの方
*入れ歯は持っていないが全ての歯が無い方
- 標準的には、月に1回の通院でトータル8回通院(総予約時間27時間)していただけますと、快適超精密義歯を完成・お渡しです。
- 一般的な自費の総入れ歯と比べてもレベルの高い、特許・治療用義歯(上下総入れ歯)は、2回目の通院(通常翌日)にお渡しです。
装着後、程なく、多くの患者様は何でも食べることが出来る様になります。
※通院8回目まで総入れ歯が出来ないのではなく、治療開始の翌日に特許・治療用義歯をお渡し出来ます。
「総入れ歯よりも、インプラントの方が何でも噛めるんじゃ無いの?」
そう思われる方も多いと多いと思います。
「総入れ歯は噛めない。固定式のインプラントの方が噛める。」とインプラントを勧める歯科医師が説明しますが、正しくはありません。

そもそも、本来総入れ歯が必要なお口の状態の方が、なぜインプラントを行うのか? それは、総入れ歯を固定するためでしたね。そして固定すれば噛めるはずと、単純に考えての治療です。

おかしな話しです。インプラントを勧める先生の話しでは、固定式の歯にすれば、自分の歯のように何でも噛めるという説明だったのに。
総入れ歯でも何でも美味しく食べることが出来る
そんな総入れ歯をコンスタントにお渡しできる理由は、本来の意味での咬み合わせが良いからです。
左右の顎関節が正しい状態で、総入れ歯がキチンと咬み合う事が快適超精密義歯(パリムデンチャー)では出来ているからです。
そして、さらに総入れ歯が機能するための3つめの条件「フルバランス」という調整が完成すると、総入れ歯は歯ぎしりのように前後・左右にと上下の総入れ歯を咬み合わせたまま下顎を動かしても、総入れ歯が少しも傾かない。動かない。歯肉に吸着してピタッとしたまま。
パリムデンタルでは、このような「総入れ歯が動かない」状態を作る事が出来ます
もちろん入れ歯安定剤などは不要です。
総入れ歯が必要なお口の方が、どうしてインプラントを行うのか?それは、総入れ歯をインプラントで固定したら「動かない」から噛める。という理屈でしたよね(それだけでは噛めませんが) 。
パリムデンタルでは、インプラントなど使わなくても、動かない総入れ歯が出来ます。
そして何度も言いますが、左右の顎関節が正しい状態でキチンと咬み合いますので、快適によく噛めるのです。
パリムデンタルで総入れ歯治療をはじめられた患者様は、一様に驚かれます。治療の早い段階で、想像していた総入れ歯のレベルを遙かに超えるからです。
そして通院8回目にお渡しする、最善の総入れ歯・快適超精密義歯(パリムデンチャー)が完成すると、
- 総入れ歯を入れている感覚が少なく、あるいは無く、しっかり噛んでも痛みなど無い。
- 自然な見映えで、総入れ歯である事を気づかれることがない。
- 特に食べられる物を選ばず、何でも美味しく食べることが出来る。
- 発音がしやすい。
- 顎、首や肩が楽で、快適。
- 総入れ歯を数年に一度作り変える必要が無く、快適に長く使える。
などと、患者様はもちろん、家族の方が驚かれるほどです。

また、パリムデンタルでは総入れ歯を全て院内で作成していますので、快適超精密義歯が、万一の修理も短時間で行えます。
そして、快適超精密義歯のデジタルデータがパリムデンタルで保管されていれば、万一紛失等の場合でも、お電話いただき次第、数時間で全く同じ快適超精密義歯を作成する。そんな事も可能な、総入れ歯に特化した総入れ歯専門の歯科クリニックです。

治療の流れ
特許・治療用義歯を短期間に作成
通院1回目
*予約時間8時間(通院を2回に分けることも可能です)
歯肉の型どりから咬み合わせの記録、入れ歯の仮合わせの通常の歯科医院での3回通院分の治療段階までを行います。
治療内容は一般的な歯科医院あるいは入れ歯専門歯科と異なり、全ての処置は総入れ歯治療の結果につながるようシステマチックです。
担当の歯科技工士も、入れ歯の設計段階から診療室にて立ち会います。


院長大前太美雄の持つ特許・治療用義歯の効果について
- 一般的な歯科医院では、4回以上の通院で2ヶ月前後の期間をかけて総入れ歯は完成しますが、パリムデンタルの特許・治療用義歯は、連続2日(28時間)で完成するので歯が全くないという期間が短くできます。
- 担当の歯科技工士が直接お口を拝見し、見映えの希望を取り入れた自然な歯並びの総入れ歯を作ります。
- 特許・治療用義歯が完成してお口に装着していただく際、一切の調整が不要な程の正確さと精度の一般的には最高レベルの総入れ歯が完成します。
- 一般的には毎週、あるいは週に何度も入れ歯の調整が必要ですが、顎関節のズレが治るに従い、自動的に奥歯が削れてくれる(この仕組みが特許)ので、調整のための通院の間隔は1ヶ月です。
これにより、日本全国、海外の患者様でも最善の総入れ歯治療が少ない通院回数で行えます。




■特殊歯科技工
(特許・治療用義歯の人工歯位置変更や植え替え)
パリムデンタルで特許・治療用義歯により咬み合わせの治療を 体験された患者様の多くは、 「顎関節のズレがこんなにもあったのか!」と驚かれます。
そして、「こんなに顎(下顎)の位置がずれていたのなら、何回入れ歯を作っても合わないはずだ」と、 過去の入れ歯治療の失敗の原因をはっきりと認識されます。
このパリムデンタルでの咬み合わせ治療によって、顎関節のズレがどれだけ治ったか=顎がどれだけズレていたのか?というのは、 特許・ 治療用義歯の 上下の前歯の位置関係を見ればよくわかります。

左右の顎関節のズレが治ってることによって、 下顎の骨の位置が変化し、 下の総入れ歯はそれに伴い、上の総入れ歯との位置関係が変わり、前歯が前後的あるいは上下に開きます。
その特許・治療用義歯・前歯の見映えの変化が、顎関節のズレの大きさを表しているといってもいいでしょう。
顎関節のズレを治す事がまず行うべき歯科治療ですので、それは良い事なのですが、見映えの問題を解決しないといけません。
特許・治療用義歯を用いて咬み合わせ治療を行っているパリムデンタルでは、 顎関節のズレが治るに伴い、前歯の見栄えに問題が出てきた場合は、多くの場合、特許・治療用義歯の下顎の前歯を外して位置を変更します。


また必要に応じて特許・治療用義歯の前歯を新品の人工歯に植え替える時もあり、特許・治療用義歯を用いた咬み合わせ治療を行っているパリムデンタルでの、特殊な歯科技工です。


■デジタル技工
患者様が帰られた後、担当の歯科技工士は特許・治療用義歯の3Dスキャンデータ、上下の義歯の位置関係、そして下顎のリアルな動きを、入れ歯設計専用ソフトに取り込み、快適超精密義歯(パリムデンチャー)の設計を行います。 *①
従来の総入れ歯製作方法では、入れ歯の人工歯の形や大きさは、既成の人工歯から選択するしかありませんでしたが、デジタル技工では、パソコン上で、ある程度自由にデザインを変更することが可能です。*②
下顎のリアルな3次元運動を元に、左右の上下の奥歯が当たったまま、下顎を前後左右に動かした時、上下の総入れ歯はガタガタと動かず、傾かず、スムースに動く。という状態のフルバランスドオクルージョンとなる奥歯の形にデザインします。 *③
快適超精密義歯(パリムデンチャー)のデザイン・設計が完成しましたら、その設計通りの寸法精度で総入れ歯を作成することの出来るPM7というミリングマシンにて、レジン(樹脂)のブロックから削り出し、快適超精密義歯(パリムデンチャー)を完成させます。

■定期検査
快適超精密義歯(パリムデンチャー)は、数年ごとに作り替える必要はなく、10年や15年、長い方は20年入れ歯を作り替えること無く快適に使用されています。
このように快適に長期にわたって使用されている方は、きちんと年に一度の定期検査に来られています。
快適超精密義歯は、「何でも美味しく」食べられるが故に、少しずつですが、奥歯が摩耗します。
奥歯の摩耗によるバランスの変化を早期に発見すること、これが定期検査を行う理由です。

快適超精密義歯を10年、20年と入れ歯を作り替えること無く使用出来ているのには、とても大きな理由と、そして大きな価値があります。
一般的な総入れ歯は、痛い外れるなどの不快症状から、入れ歯安定剤を用いて使用することが多いと思います。その結果、歯肉の中の骨に無理な力がかかり、数年で骨が減り、そして歯肉が痩せてしまいます。そして入れ歯がガタつき、新しくする。
これを繰り返すと、どんどん歯肉の土手が無くなり、入れ歯を作ることさえ難しいと言われるようになる。
そう、快適超精密義歯(パリムデンチャー)は、そのような顎の骨を減らし、歯肉が痩せてしまうということがほとんど無いので、同じ入れ歯を10年、20年と使用できるのです。
一旦失った顎の骨は元には戻せません。
快適超精密義歯(パリムデンチャー)の価値、それは長期的に顎の骨が減らないということも大きな価値であると、パリムデンタルでは考えています。
総入れ歯でも、健康で快適な状態を実現し、そしてその状態が長続きすることで、豊かな人生を。パリムデンタルは提案します。