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デジタル快適超精密義歯(パリムデンチャー)

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初めての総入れ歯を検討されている方へ

こんな悩みはありませんか?


  • 「もう総入れ歯しかない」といわれた
  • 歯がぐらついて、痛いし噛めない
  • 30代で総入れ歯なんて恥ずかしい
  • 総入れ歯だと、誰にもバレたくない
  • 総入れ歯を希望しても断られた
  • 歯が無いままで、何ヶ月もだと困る

最善の総入れ歯治療

歯を抜いて初めての総入れ歯は、どの歯科医院でもできる治療ではありません。
一般的な治療の組み合わせで抜歯から総入れ歯完成まで行うと、大変な苦痛や苦労を伴います。
ここには《抜歯から歯がない期間が最短3日》で総入れ歯が完成し、その後《自分の歯のように》自然な総入れ歯完成させる、
パリムデンタルの代名詞的な治療【パリムデンチャーコース】の詳しい説明があります。
 
初めての総入れ歯は、人生に関わる重大な判断を伴う場面です
最善の総入れ歯治療で、健康で快適・心豊かで幸せな人生に

治療の鍵となる《特許・治療用義歯》


パリムデンタルには日本全国、海外から患者様がお越しになります。
全国各地、ご自宅の近くにも数多くの⻭科医院があるはずなのに、なぜわざわざ飛行機や新幹線を使ってパリムにお越しになるのでしょうか。

日本全国からお越しになる1番の理由は、「総入れ⻭〈特許・治療用義⻭〉をたった2日、それも 連続2日 で完成させる」ことに魅力を感じる方が非常に多いようです。

技工作業


完成時は無調整で歯肉にピッタリ


最近では他の⻭科医院のホームページでも「短期間で総入れ⻭を作ります」「短時間で総入れ⻭を作ります」というサービスをよく見るようになりましたが、 パリムが作製する総入れ⻭は、完成スピードが早いだけではありません。
パリムでの総入れ⻭〈特許・治療用義⻭〉は、完成時にお口に装着すると、ほとんどの場合に無調整で⻭肉に合います。
そして、咬み合わせると上下の奥⻭はキチンと咬み合い、 見栄えは自然で自分の⻭のように見える。
そうなると思ってくださって差し支えありません。
 
「他の入れ⻭専門⻭科で、短時間で総入れ⻭を作ってもらったが、痛くて入れられない。」と、パリムに緊急のお電話がある場合も少なくありません。
いくら短時間で作ってもお口に入れられない総入れ⻭では、その総入れ⻭にはほとんど価値は無いと言っても良いでしょう。
 
歯を抜いて、作ってもらった総入れ歯が全く合わず、お口に入れることさえできない場合、その総入れ歯をたとえ短期間や短時間で作ってもらっても全く意味がないのです。

接客する


歯が無い期間を最小限に

パリムデンタルでは、抜歯完了の翌日に歯肉の型取りを行うことが可能で、その翌日、つまり連続2日で特許・治療用義歯を完成させます。これにより、歯が無いままとなる期間が抜歯の期間+2日という短期間で済みます。
 
残っている歯の本数が数本という方は、一般的な普通抜歯により1日で抜歯が完了するでしょう。
この場合、抜歯から連続3日で特許・治療用義歯が完成しますので、その間だけ歯がない状態ですみます。
 
「静脈内鎮静法」を用いて、寝ている間に抜歯を行う無痛抜歯の場合は、10本や15本といった抜歯でも1日で行えることが多いですので、この場合も抜歯から連続3日で特許・治療用義歯が完成し、この間だけ歯がない状態ですみます。
また、たとえば20本以上の歯が歯周炎(歯槽膿漏)でグラグラの歯を抜歯して総入れ歯という場合でも、「静脈内鎮静法」を用いての抜歯を連続2日で行い、続けて連続2日で特許・治療用義歯を作製できますので、4日あれば、抜歯から総入れ歯完成まで可能で、歯がない期間が数ヶ月にもわたるということを避けることができます。

特許・治療用義歯


 お口の問題を根本から治療する

初めて総入れ歯になる方は、一般的な総入れ歯のイメージである 外れる・痛い・噛めない・見栄えが悪いなどということは、総入れ歯治療をキチンとすれば無いんですよ。ということを知っていただければと思います。
 
〈特許・治療用義⻭〉のあとにお渡しする、最善の総入れ⻭〈デジタル快適超精密義⻭(パリムデンチャー)〉を使われている方は「自分の⻭のよう」「総入れ⻭が入っている気がしない」「何でも美味しく食べている」などとおっしゃってくださいます。
このような総入れ⻭を手に入れるために必要なのが「特許・治療用義⻭を用いた咬み合わせの治療」です。

「咬み合わせ治療」=「顎の関節のズレを治す」ということを特許・治療用義歯で行なった患者様は、5年そして10年、それ以上と快適に過ごされています。そして、自分らしさを取り戻し《自分らしい人生》を歩んでいる方が多くいらっしゃいます。



「咬み合わせ」を正しく理解する


上と下の⻭の当たり具合のことではないの・・・?
「咬み合わせ」は非常に重要であるにも関わらず、よく誤解されています。 多くの⻭医者さんにも勘違いや、知らないという先生も多く、残念ながらそれでは「治る」ということは、まずありません。「何軒の⻭科医院で総入れ⻭を作ってもらったけれど、どれも使えない。」という結果の理由はここにあることも多いのです。

 
では、本来の「咬み合わせ」とは何か?
この咬み合わせを正しく知っている・知っていないでは治療の結果が大きく変わります。

「咬み合わせ」には上の歯と下の歯の当たり具合以上の意味がある。


「咬み合わせ」という言葉は広い意味を含みますので、上下の⻭の当たり具合を咬み合わせと言っても間違いとまでは言い切れません。
しかし、キチンと治ったといえる本当の⻭科治療を行うにあたり、それも総入れ⻭の治療に関しては、上下の⻭の当たり具合という理解だけでは不十分です。

 

まず、⻭の当たり具合の前に、前提条件があるのです。
それは、左右の顎関節が正しい状態(下顎の位置)で咬み合わせた際、上下の⻭がキチンと合う
これが正しい咬み合わせに必要な説明です。 顎関節というのは左右の耳穴の前にある関節です。
 
さて、顎関節の正しい状態とは・・・
関節は骨と骨とをジョイントしている部分です。そして、関節の骨と骨には正しい位置関係があり、顎関節の場合は【図-1】のように下顎の骨の上端が、頭の骨の関節の窪みにピッタリと収まっている状態です。
 
【図-1】

顎関節

【図-1】


多くの⻭を失っていたり、インプラントや総入れ⻭治療が上手くいっていない方の多くは、この顎関節の骨と骨の位置関係が、⻭や入れ⻭を咬み合わせた時に正しい位置になく、【図-2】のようにズレていることがほとんどです。

 

【図-2】

顎関節のズレ

「キチンと治った」といえる本当の⻭科治療、そして機能して快適な総入れ⻭とするためには、まずこの顎関節を正しい状態にする、つまり顎関節の骨と骨の位置関係を正しい位置関係に治すということが必須で、第一に行うことなのです。

 咬み合わせとは左右の顎関節が正しい位置関係で、上下の歯がきちんと当たること。

 
余談ですが、私は総入れ歯専門となる前は、歯がある方の咬み合わせ治療を専門的に行っていました。
ご自分の歯のある方から私に、最善の歯科治療を依頼された場合、この顎関節の骨と骨の位置関係を正すということを、するとかしないとかではなく、顎関節の状態を正して、上下の歯の位置関係を正確に把握しなければ、どの歯をどのような形にしたら咬み合わせが治せるのか見当がつきません。
つまり、左右の顎関節が正しい状態(下顎の位置)で咬み合わせた時に、上下の歯がきちんと合うようにするにはどうすればいいのか。という、治療を設計するために必須なステップなので、言ってしまいと、顎関節の骨と骨の位置関係を正すということは診断の一部で、治療の前段階なのです。
 
どの歯科医院で治療をしても、この顎関節の骨と骨の位置関係を正しい位置に治すという事を行ってくれれば良いのですが、咬み合わせを単に上の歯と下の歯の当たり具合としか考えていない先生が多いですので、顎関節の骨と骨の位置を正すなど、一切考えずに応急処置的な歯科治療を繰り返し、あるいはインプラントや矯正治療を行うことで、さらにお口の崩壊を招いてしまうということもあるのです。
 
そして、全ての歯を失い総入れ歯になっても、この顎関節の骨と骨の位置関係を正しい位置に治すという、歯科治療で最も重要で、最初に行わないといけないステップを歯科医師にしてもらえなかったがために、「痛い」「外れる」「噛めない」「美味しくない」といった総入れ歯の不快症状で、何十年も苦しみ、人生を歯で振り回されてている方を多く診てきました。

 本来的な意味での「咬み合わせ」を治していないと、総入れ歯ではさらに不快。

 
パリムで総入れ歯治療を開始すると、数十年総入れ歯で苦しんでいた方が、ニコニコ顔で「ほとんど何でも食べられます」と、程なくしておっしゃいます。
「魔法のようだ」とも何人の方からも言われますが、魔法ではありません。
私からすれば、顎関節の骨と骨の位置関係を正しい位置に治す。という歯科治療の基本中の基本、まず最初に行うべき事を行っているに過ぎないからです。
 
ではパリムデンタルではどのように、顎関節の骨と骨とを正しい位置に治療するのか?ですが、私の持つ特許・治療用義歯(PAT.5426957 )を用いて顎関節の状態を治していきます。
 

 顎関節の骨と骨の位置関係が正しくない状態を、患者様との会話では(顎)関節のズレと表現していますので、以後そのように記載しますが、関節のズレは、瞬間的に治すことは出来ません。ズレは治るのですが、少しずつしか治っていかないのが通常で、特許・治療用義歯は関節がズレている状態で製作するしかありません。【図-3】
  【図-3】
顎関節のズレと入れ歯
 
 
院長のイラスト
先ほどもいいましたが、この特許・治療用義歯、完成時にほとんどの場合、無調整です。

無調整とは、総入れ歯の裏面や歯の部分を削って調整すること無く、歯肉にフィットし、また咬み合わせると上下の奥歯がきちんと咬み合うということで、そして 可能な限り自然な見栄えの総入れ歯(特許・治療用義歯)となります。
 
特許・治療用義歯の効果についてですが、このジャストフィットの特許・治療用義歯を用いて食事をすることで、咀嚼をするときの筋肉・咀嚼筋のうち特に咬筋という筋肉の作用により、顎の関節のズレが無くなっていきます。(骨と骨の位置関係が治っていきます。)
 
先ほども言いましたように、関節のズレが治るというのは、歯科治療のまず最初に行うべき事で、良い事なのですが、この顎の関節のズレが治ってくると、上下の特許・治療用義歯の位置関係が変わってしまい、その結果、上下の総入れ歯の歯の当たり方が変わってきます。
多くの場合、一番奥の歯などが強く当たるようになり、総入れ歯が傾き、あるいはズレて、咬んだ時に総入れ歯が緩く感じたり、歯肉に痛みを生じたりするのです。【図-4】
 

 
【図-4】

入れ歯の痛み
 
院長のイラスト
こういった場合、一般的な歯科医院や一般的な入れ歯専門歯科の場合、頻繁に通院をして、総入れ歯の歯の部分や総入れ歯の裏面を削って調整を行うことになります。週に1回2回それ以上と。
しかし、総入れ歯の状態は一向に良くならない・・・。よく聞く話です。

 パリムデンタルでは、頻繁に通院していただく必要はありません。通院は月に1回です。
 

具体的には、特許・治療用義歯は月に1回の通院で調整、そして顎の関節のズレを治すという治療は進めていけます。
 
月に1回の通院ですみますので、日本全国はもちろん、海外からお越しの患者様の治療も行っていますが、通院回数が非常に少ないのに、快適な総入れ歯が手に入るのは、この私の考案した特許・治療用義歯の特徴で特許たる所以の、自動で総入れ歯の咬み合わせを調整する機能(自動咬合調整機能)が、月に1回の通院で総入れ歯の調整ですみながらの、咬み合わせ治療を可能にしているのです。
 
その自動咬合調整機能の説明ですが、顎の関節のズレた状態で、歯肉にフィットしキチンと咬み合う特許・治療用義歯を装着していただきます。【図-5】
 
【図-5】

治療用義歯

一般的な総入れ歯(一般的な保険外の総入れ歯や一般的な入れ歯専門歯科での総入れ歯)よりも、はるかに合っている状態になりますので、この特許・治療用義歯を用いて、小さな食べ物、柔らかい食べ物から食べてください。
 
食べ物を咀嚼(噛む)ことで、咬筋という筋肉の働き(筋肉が収縮する)により、下の顎ごと引っ張り上げるような力が発生します。【図-6】
 
【図-6】

噛むリハビリ

この作用により、下顎骨の上端がだんだん本来の位置に動いていき、通常4ヶ月前後の期間で顎関節の正しい状態(位置)に治っていきます。【図-7】
 
しかし、この顎関節の正しい状態(位置)になるまでの間、上下の総入れ歯の位置関係は変わり続けるので、本来は頻繁に総入れ歯の歯の部分を削りに通院が必要なのですが、特許・治療用義歯の上顎奥歯には、小さな金属が埋め込まれていて、この金属が下顎の削れやすく作った材質の奥歯を、選択的に自動で削っていくので、パリムでは1ヶ月に1度の通院ですむのです。
 
【図-7】

リハビリ
 
院長のイラスト
パリムデンタルに頻繁に通院しなくて良い理由は、 私の特許に秘密があることをご理解いただけましたか?

 特許・治療用義歯は、上の総入れ歯の奥歯に金属が入っており、そして下の奥歯には硬いけれども削れやすい歯を、パリムデンタルにてオリジナルで作製し、使用します。
 
この上の歯には金属、下の歯は削れやすい歯という奥歯のセットを用いて特許・治療用義歯は製作されるため、 顎関節のズレの治りと共に、上下の入れ歯の位置が変化した結果、先に当たる金属により下の奥歯が選択的に削れていきます。
自動で削れて調整してくれるのです。
だから、頻繁に通う必要が無く、1ヶ月に1度の通院で十分なのです。
 

咀嚼により、治療用義歯が自動で削れていくイメージ

 

私の特許・治療用義歯の自動咬合調整機能については理解していたいたと思いますが、このパリムデンタルに月に1度のペースでお越しになった際、行うのが、また別の私の特許になります。
それが、 特許・義歯作成時の咬合調整器具(PAT.3771534 )を用いた入れ歯の精密咬合調整です。もう特許出願から20年になり、特許の期限も切れそうですが、この調整器具があってこそ、他の入れ歯専門歯科とパリムデンタルの総入れ歯治療のレベルの差の違いになって現れていて、私には無くてはならない重要な治療器具です。
 
治療期間中は、毎回お越しになった時の、顎関節の骨と骨のより良い状態で、精密に総入れ歯の咬み合わせ調整を行います
これを3~4ヶ月行うことで、顎の関節のズレがなくなり顎関節の骨と骨が正しい状態になります。
そして特許・治療用義歯でも、この頃になると、ほとんど何でも食べることが出来るという方が多いですね。
 
 私の別の特許・義歯作成時の咬合調整器具を用いて、毎回のように精密咬合調整を行い、顎の関節のズレを治す咬み合わせ治療が根本治療につながる。


では治療の流れを実際に見ていきましょう。

治療の流れ

特許・治療用義歯を短期間に作製

通院1回目

*予約時間8時間(通院を2回の予約に分けることも可能です)


「歯肉の型どり」から「咬み合わせの記録」、「総入れ歯の仮合わせ」の一般の歯科医院で、通常3回通院分(1ヶ月前後)の治療段階までを行います。

治療内容は一般的な歯科医院あるいは、総入れ歯専門歯科と異なり、全ての処置は総入れ歯治療の結果につながるようシステマチックです。
パリムでの大前式総入れ歯治療システムは、20年かけて処置のエラーや技工作業との連携ミスなどをゼロにして、全て総入れ歯の快適性、使いやすさにつながる合理的なシステムです。
担当の歯科技工士も、総入れ歯の設計段階から診療室にて立ち会い、総入れ歯完成時のお顔やお口元のイメージをほぼ固め、総入れ歯の人工歯1本1本の位置のイメージも固めます。

口腔内スキャンを行う院長
下向きの矢印

特許・治療用義歯完成・お渡し

通院2回目

予約時間2時間(通院1回目の翌日以外の予約も可能です。)


特許・治療用義歯の完成です。
特許・治療用義歯は、型取りから通常連続2日、型どりから約28時間後に完成します。
 
この特許・治療用義歯は「仮歯」ではありません。
完成した総入れ歯は、総入れ歯の裏面を削って合わせる必要がないほどぴったりで、咬み合わせると、キチンと奥歯が噛み合い、見栄えもより自然でになるのは、すでにお話しした通りです。
特許・治療用義歯の、このような状態ですが、一般的には最高レベルの総入れ歯と言えます。 この一般的には最高レベルの状態の特許・治療用義歯が パリムデンタルでは治療のスタートになります。

治療用義歯

院長大前太美雄の持つ特許・治療用義歯

  • 一般的には毎週、あるいは週に何度も総入れ歯の調整が必要ですが、顎関節のズレが治るに従い、自動的に奥歯が削れてくれる(この仕組みが特許)により、調整のための通院の間隔は1ヶ月です。
    これにより、日本全国、海外の患者様でも最善の総入れ歯治療が少ない通院回数で、本来の咬み合わせ治療が計画的に行えます。

  • 「パリムと同じような治療を、お弟子さんとかが他でも行っているなら教えてほしい。」というお問合せもいただきますが、申し訳ありません、まだそういった歯科医院はないのです。今後は、大前式総入れ歯治療システムを日本全国に広げていきますので、メンテナンス等は、お近くで受けられるようになると思います。
 
特許証
下向きの矢印

咬み合わせの治療を開始

通院3回目

*予約時間:4時間/通院間隔:2週間


抜歯完了の2日後に特許・治療用義歯装着した場合は、2週間後に、上下の治療用義歯ともリベース処置を行い、精密咬合調整を行います。

■リベース(所要時間 3.5時間)

抜歯した本数が多いほど、ジャストフィットしていた特許・治療用義歯は、日に日に歯肉の治癒により引き締まって、総入れ歯と歯肉の間に大きく隙間が出来、総入れ歯がガタついて外れやすくなったり、場合によっては痛みが出てきたりします。
 
ですので2週間後に、総入れ歯と歯肉の隙間を樹脂で埋めて、隙間を無くすリベースという処置を行います。
リベース処置は、総入れ歯の裏側にペースト状の樹脂を盛り、お口の中に戻して歯肉に合わせて固めます。
パリムデンタルで使用している樹脂(リベース材)は、3分で固まりますので、3分後にお口から取り出します。
リベース材は、歯肉にジャストフィットした状態で固まり、隙間が埋まります。この処置により総入れ歯の厚みが出た場合は、薄く総入れ歯の形を整えます。

リベースを行う院長

 この抜歯部分の治りを補正する場合のリベースという処置、実はこの後の技工作業が大変で、歯科技工士の手間も時間も非常にかかります。
というのも、この樹脂が固まったままの状態は、必要以上に樹脂が広がって固まっていたり、バリやトゲなどがありますので、とてもそのままでは違和感が大きく、痛みも出て、お口の中で使える状態ではありません。

 
リベース作業中の入れ歯

このリベース後の特許・治療用義歯は、歯科技工士による技工作業で、バリを取り除き、形を整え、そしてお口の中で違和感が出ないようツルツルにまで研磨して磨きあげます。
この形態修正や研磨作業は、パリムデンタルの総入れ歯作成を専門に行っている歯科技工士でも、総入れ歯研磨時の摩擦熱による総入れ歯の変形を起こさないように、慎重に作業をする必要があり、新品の総入れ歯のように仕上げるのに2時間はかかる重作業です。

口腔内スキャンを行う院長
ですので、仕上がった総入れ歯は、リベース処置を行って、樹脂を足したかどうかも分からない位に仕上がり、 あたかもジャストフィットの総入れ歯を新らしく作ったかのようです。

 

 余談ですが、リベースという処置は、一般的な歯科院でも行っています。ところが、リベース処置を失敗すると、総入れ歯が全く使い物にならなくしてしまうこともあるリスクの高い処置です。また、パリムデンタルのように歯科技工士が数時間かけて違和感の無いように仕上げてくれる事も、あまりないと思います。
そのため、一般的な歯科院でリベース処置を行った場合、総入れ歯の状態(見映え、吸着、痛み、違和感など)は、より悪化する場合も多いのです。このリベースという処置、および技工作業のレベルもパリムデンタルの特徴です。

そしてその後、私の特許を用いた「精密咬合調整」を行います。
次回4回目の通院では、この「精密咬合調整」のみ行いますので、「精密咬合調整」については、下記通院4回目の治療内容をご覧下さい。

口腔内スキャンを行う院長
下向きの矢印

通院4回目

*予約時間:1.5時間/通院間隔:1ヶ月


通常、精密咬合調整のみ行います。
(ただし、抜歯の本数が多く、この1ヶ月で大きく隙間ができると予想される場合は、この回もリベースを予定する場合があります。)

 

パリムデンタルで行っている咬み合わせの調整は、お口の中で上下の入れ歯の当たり具合を、カーボン紙をカチカチと咬んでもらって、カーボンが付いたところを削って調整する。という一般的な総入れ歯の調整と異なり、特許・治療用義歯の使用により、顎関節のズレが治ってきた分、その日の顎の関節のより良い位置に総入れ歯の歯を微調整して合わせる。という調整を精密に行います。

精密咬合調整には、その日の顎関節のより良い位置に誘導し、上下の総入れ歯の左右奥歯が同時に、そして均等に当たるように総入れ歯の下顎の奥歯人工歯を調整するために、私の特許「義歯製作時の咬合調整器具」(PAT.3771534 )を用います。
 
 これを用いて調整することで、その日の顎関節のより良い位置での総入れ歯の咬合調整(咬み合わせの調整)が精密・正確に行えます。
 
「精密咬合調整」は、特許・治療用義歯による咬み合わせ治療期間中は毎回行う処置になります。
 
私の特許「義歯製作時の咬合調整器具」を用いた「精密咬合調整」を行うと、治療用義歯の歯肉に当たっている面(裏面)は一切調整しなくても、総入れ歯の吸着が増したり、歯肉に痛みを感じる部分があったとしても痛みがなくなるという経験を、多くの患者様はされます。
「微妙な調整でこんなに変わるんですね!」と驚かれ、パリムデンタル独自の「精密咬合調整」の重要さを実感されます。
毎回の「精密咬合調整」は、その日の顎関節の骨と骨の位置関係が最も良い状態に合わせて調整しますので、その日の可能な限りの咬合調整をやり切ってしまうのが「精密咬合調整」です。
 
一般的な歯科医院の場合は、総入れ歯の咬合調整時にカーボン紙を噛ませると同時に上下の総入れ歯が動いたり、傾いてしまいますので、そのような状態で咬合調整をおこなうと、噛むたびに、総入れ歯が動いたり、傾いたりするように咬合調整をしてしまっていますから、毎日のように歯科医院に調整に通うなど大変な苦労をしますが、状況は悪くなるばかり。ということが多いですね。
 

 パリムデンタルの特許を用いた「精密咬合調整」で、咬合調整を毎回やり切ってしまう。

特許証
下向きの矢印

通院5回目・6回目

*予約時間:1.5時間〜4時間/通院間隔:1ヶ月


精密咬合調整あるいは、状態によりリベース処置を行います。
 
この段階まで治療が進みますと、食べる事に関しては、何でも食べている患者様が多いです。
それは、総入れ歯を機能させるための3つの条件の内、①歯肉にピッタリの入れ歯②顎関節の正しい位置でキチンと咬み合う。という2つの条件が揃いつつあるので当然です。 
一般的な入れ歯専門歯科で治療をしてもらったという方の入れ歯でも、1つも条件が満たされていない事が多く見受けられますから、「先生、治療用義歯で十分です。」とおっしゃる方も多いです。
そしてパリムデンタルでの総入れ歯治療を通して、患者様が思っていた総入れ歯のイメージが大きく変わって来る時期でもありますね。

患者様に説明を行う歯科医師

「まだ良くなるの?」と嬉しそうに、興味津々の患者様に対し、私からは
総入れ歯成功の為に重要な3つ目の条件③フルバランスドオクルージョンは、この特許・治療用義歯では実現できません。
なので、まだパリムデンタルでは行うことがあって、次に作成する3つの条件が揃ったパリムデンチャー(快適超精密義歯)は、もっと良い状態になりますよ。」
とお話します。
 
毎回毎回の通院で、明らかに分かる程、どんどん特許・治療用義歯が快適になっていくので、皆さんパリムデンタルに通院することが楽しくなってくるようですよ。
 

 ちなみにフルバランスドオクルージョンは、なぜ実現するのか?ですが、
私は、歯科治療そして総入れ歯治療の成功は「健康、快適な状態」が長続きしてこそだと考えています。
より快適、そして「長続き」ということを実現するのが、フルバランスドオクルージョンというという要件なのです。

 

頬に手をあてて微笑んでいる女性
下向きの矢印

通院7回目

*予約時間:5時間/通院間隔:1ヶ月


特許・治療用義歯を3時間かけて最終的なリベース処置を行い、精密咬合調整が完了です。
特許・治療用義歯総は、この時点で①歯肉にピッタリの総入れ歯②顎関節の正しい位置でキチンと咬み合う。という2つの条件を満たしています。
ですので、直ちに総入れ歯が機能するための3つの条件を満たす最善の総入れ歯・パリムデンチャー(デジタル快適超精密義歯)の作成に取りかかります。
 
まず特許・治療用義歯ですが、長期使用を前提ではありません。
特許・治療用義歯は健康な歯肉に精密にフィットし、会話や食事などの際、お口の周りや舌の筋肉により総入れ歯を動かすことのない適切な大きさや形を、数回のリベース処置で作り出し、そして同時に、顎関節の正しい位置に下顎の位置を矯正し、顎関節の快適な状態で、奥歯がキチンと噛み合うようにすること、そして総入れ歯での噛み方などを体験、会得する事などが目的の総入れ歯です。

最終目的のパリムデンチャー(デジタル快適超精密義歯)は、この究極的な試作総入れ歯ともいえる特許・治療用義歯を精密にデジタルにて複製する際、総入れ歯を機能させるための3つの条件のうち最後の条件「フルバランスドオクルージョン」という要素を加えていきます。

 特許・治療用義歯でお口に合わせて作り込んだ総入れ歯の形態を、精密に複製して、次の総入れ歯のパリムデンチャーに引き継ぐ技術が、実はパリムデンタルの企業秘密でしたが、最新のデジタル機器導入により、特許・治療用義歯の複製精度が素晴らしいため、大前式総入れ歯治療システムの独自ともいえる部分を公開します。

 特許・治療用義歯をデジタルにて精密に複製するため、特許・治療用義歯のスキャニングを行います。
スキャニングのデータがあれば、特許・治療用義歯と全く同じ寸法精度の総入れ歯を、PM7という総入れ歯を樹脂のブロックから削り出すミリングマシンにて、製作することが出来ます。

スキャシングをしている様子

私の特許「義歯製作時の咬合調整器具」(PAT.3771534 )を用いて、正確に顎関節が正しい位置での上下の特許・治療用義歯の位置関係を記録し、この記録を用いて位置関係をスキャン、パソコン上で特許・治療用義歯の上下の位置関係を再現します。
 
下顎の3次元運動をゼブリスという装置で計測記録します。
この下顎運動データは、そのまま総入れ歯を設計するソフトに取り込み、パソコン上で下顎の3次元運動がそのまま再現されますので、次にお渡しするパリムデンチャー(デジタル快適超精密義歯)の28本全ての人工歯の設計を患者様ごとに行います
特にフルバランスドオクルージョンを実現するための、患者様ごとの上下の奥歯の形の設計が重要です。
 
他の入れ歯専門歯科で「オーダーメイド入れ歯」と謳っているサービスも見かけますが、ほとんどの場合は、既製品の人工歯を希望を聞いて並べるにすぎません。
パリムデンタルは、人工歯1本1本を、機能性、審美性、個性や希望を考慮して、設計し適切な位置にソフト上で並べていきます。

ゼブリスで顎の動きを見ている様子

 
審美的、見映えの希望について、担当の歯科技工士が直接ヒアリングを行います。
人工歯の色を特許・治療用義歯の人工歯を基準に「白く」あるいは「濃く」という希望も、実際にパリムデンチャー(デジタル快適超精密義歯)を製作する担当の歯科技工士が細かくご要望をお聞きします。

 「こんなふうに総入れ歯をしたいなぁ。」と歯科技工士さんに言ってもいいのかな?とお考えになる必要はありません。言い忘れがないように歯科技工士に話してくださいね。
パリムデンチャーは、デジタルデンチャーです。今回、ベストの総入れ歯を作成したのち、さらに(むちゃな)要求を取り入れた総入れ歯を、パソコン上で設計し直して作成してみることもできますから。

患者様からヒアリングしている様子

「総入れ歯よりも、インプラントの方が何でも噛めるんじゃ無いの?」

「総入れ歯は噛めない。固定式のインプラントの方が噛める。」とインプラントを勧める歯科医師が説明しますが、正しくはありません。
 
パリムデンタルで総入れ歯治療をされた患者様の多くは、総入れ歯でも「何でも美味しくいただいています」と5年10年20年と長期にわたっておっしゃって下さいます。 そもそも、本来総入れ歯が必要なお口の状態の方が、なぜインプラントを行うのか? それは総入れ歯が動いてしまうので固定するためでしたね。そして固定すれば噛めるはずだと、そのインプラントを勧める先生が単純に考えての治療です。 
しかし、そのような治療の結果「食事が苦痛、砂を噛むようだ」と悩んで、パリムデンタルにお越しになる方もあります。おかしな話しです。インプラントを勧める先生の話しでは、「固定式の歯にすれば、自分の歯のように何でも噛める。」という説明だったのに。

 
インプラントのレントゲン
 
 

総入れ歯でも何でも美味しく食べることが出来る

そんな総入れ歯を、パリムデンタルでコンスタントにお渡しできる理由は、本来の意味での咬み合わせが良いからです。
左右の顎関節が正しい状態で、総入れ歯がキチンと咬み合う事がデジタル快適超精密義歯(パリムデンチャー)では出来ているからです。
そして、さらに総入れ歯が機能するための3つめの条件「フルバランス」という調整が完成すると、総入れ歯は歯ぎしりのように前後・左右にと上下の総入れ歯を咬み合わせたまま下顎を動かしても、総入れ歯が少しも傾かない。動かない。歯肉に吸着してピタッとしたまま。
 
 
 

パリムデンタルでは、このような「総入れ歯が動かない」状態を作る事が出来ます
 
もちろん入れ歯安定剤などは不要です。
総入れ歯が必要なお口の方が、どうしてインプラントを行うのか?それは、総入れ歯をインプラントで固定したら「動かない」から噛める。という理屈でしたよね(それだけでは噛めませんが) 。パリムデンタルでは、インプラントなど使わなくても、動かない総入れ歯が出来ます。
そして何度も言いますが、左右の顎関節が正しい状態でキチンと咬み合いますので、快適によく噛めるのです。
パリムデンタルで総入れ歯治療をはじめられた患者様は、一様に驚かれます。治療の早い段階で、想像していた総入れ歯のレベルを遙かに超えるからです。
そして通院8回目にお渡しする、最善の総入れ歯・デジタル快適超精密義歯(パリムデンチャー)が完成すると、総入れ歯を入れている感覚が少なく、あるいは無く、しっかり噛んでも痛みなど無い。自然な見映えで、総入れ歯である事を気づかれることがない。特に食べられる物を選ばず、何でも美味しく食べることが出来る。発音がしやすい。顎、首や肩が楽で、快適。総入れ歯を数年に一度作り変える必要が無く、快適に長く使える。
などと、患者様はもちろん、家族の方が驚かれるほどです。

 
笑顔の家族
 
 

パリムデンタルでは総入れ歯を全て院内で作製しています
 
そのため、デジタル快適超精密義歯(パリムデンチャー)に万一の修理が必要な時でも短時間で行えます。
そして、パリムデンチャーのデジタルデータがパリムデンタルで保管されていれば、万一紛失等の場合でも、お電話いただき次第、数時間で全く同じパリムデンチャーを作成する。そんな事が可能なのも、総入れ歯に特化した総入れ歯専門の歯科クリニックだからす。

こういった、一般的にはあり得ないような最善、ベストともいえる総入れ歯・デジタル快適超精密義歯(パリムデンチャー)を、根本治療として必ず知っておいてください。

 

人工歯

実績20年以上のパリムデンチャー 
5つの特徴


短期作製で歯が無い期間を短く

短期作成28時間で完成の総入れ歯
治療を開始した翌日には上下の総入れ歯をお渡し。 まだ歯が残っている方でも、抜歯からお渡しまで最短3日

自然な見栄えで周りにバレない

見栄えのいい総入れ歯
自分に自信を持って、人と会うこと・話すことが楽しくなるように。
可能な限りあなたの元の歯、理想の歯を再現した総入れ歯を。

歯茎にフィットし安定剤は不要

安定剤がいらない総入れ歯
総入れ歯を入れていても意識することなく、まるで本当の自分の歯のように。毎日の食事を美味しく、仕事や趣味も諦めずに自分らしい人生を。

根拠のある治療で難症例も対応

難症例にも対応の総入れ歯治療
他で「無理だ」と言われていても、それが総入れ歯の限界ではありません。お口の問題を根本解決し、必然的に結果が得られます。

初めての方でも安心の治療

初めての方でも安心な総入れ歯治療

治療を繰り返すことがないように、どうすれば総入れ歯がキチンと機能するのか、あなたに必要な知識から誠実にお話します。